2022年3月27日 堺市イベント「普段は立ち入り禁止、世界遺産に登ってみませんか…堺市で4古墳特別公開へ」
世界遺産の古墳に登ることができる珍しいイベントが27日、堺市内で催されました。
古墳の多くは保全のため普段は立ち入ることができないが「古墳を身近に感じてもらおう」と4古墳を選んで“特別公開”を実施され、周辺施設では関連イベントも行い、歴史ロマンに浸れる1日となりました。
特別公開されたのは、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」のうち、堺市内にある百舌鳥古墳群を構成する 収塚古墳(おさめづか)[帆立貝形墳]、旗塚古墳 [帆立貝形墳]、長塚古墳 [前方後円墳]、寺山南山古墳 [方墳]の4古墳、いずれも5世紀の築造で、中でも長塚古墳は106メートルの長さを誇る。
『百舌鳥古墳群は「定の山古墳」など一部を除いて原則立ち入り禁止。土が削られるといった保全面のほか、安全や防犯の観点もあってフェンスやロープで囲われており、公開は発掘調査での現地説明会などに限られている。2019年の世界遺産登録後も、市民らに古墳に親しんでもらう機会が少なかったことから今回の特別公開を企画された。』
特別公開イベントは4古墳とも午前10時にスタートされ午後3時30分まで、30分ごとに各古墳に登る時間が設定され、職員による解説を聞く事ができました。また、関連イベントとして、各古墳・会場ではカードや缶バッジが配られ、集めることで景品がもらえました。
今回、堺フェニックスロータリークラブは、創立25周年記念事業の一環として、このイベントに参加協賛し、ミネラルウォーター500本20ケースを寄付させていただきました。3月27日に参加された市民の皆さんに配布させていただきました。
堺市市役所前にて(当クラブ京谷知明直前会長)
[ 今回立ち入りの堺市内四古墳群 ]
堺市ホームページ(観光歴史文化/歴史文化財/史跡/百舌鳥古墳群)
堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁目
堺市堺区百舌鳥夕雲町3丁
堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
堺市西区上野芝町1丁